2023年の新生活を迎えた今、ネットでの開業を検討している方は多くいらっしゃるのではないでしょうか？自分で雑貨屋をオープンさせるのは、とっても夢がある仕事です。好きな物に囲まれて生活できる・・・こんな幸せな事はありませんよね。しかし、いざ始めるとなるとどこから手を付けて良いものか…と判断に迷ってしまっていますよね。
今回は、2023年のネットでの開業に向けて、最新の雑貨トレンドや仕入れ方法、更には開業の仕方について解説していきます。
目次
- ネット開業初心者が知っておきたい3つのポイント
- 卸業者を選ぶ際のポイント！失敗しないために注意すべきこと
- 雑貨業界を席巻する最新トレンド！2023年の今押さえるべきキーワード「無在庫販売」とは？
- まとめ
1.ネット開業初心者が知っておきたい3つのポイント
まず始めに、ネット開業をする上で、初心者の方が知っておくべきポイントをご紹介していきます。
ポイント① ビジネスモデルを明確にすること
ネット上でビジネスを行うには、どのようなモデルでビジネスを行うかを明確にすることが非常に大切となります。ネット開業には、販売したい商品やサービスの種類、売上目標、利益率、運営費用など様々な要素があります。さらに、自社で商品を製造・販売するのか、他社の商品を取扱うEC サイトを運営するのか、またはフリマアプリなどを活用して販売するのか、自分のビジネスに合ったビジネスモデルを選ぶことが重要です。これらを事前に明確にしておくことで、効率的な準備ができ、ネット開業の成功につながる可能性が高くなります。
参考情報
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ポイント② ウェブサイトの作成と運営
ネット上でビジネスを行う場合、自分のウェブサイトを持つことが成功への大きな決め手となります。しかし、ウェブサイトの作成や運営、特に集客は初心者だけでなく既に開業されている方々にとっても難しいものです。特に最近では、ウェブサイトへの集客方法として、コンテンツの充実化に加えて、商品ページの最適化や商品のジャンルや特徴を表すキーワードの選定を入念に行い、検索エンジンに認識されやすくするSEO 対策が極めて重要となります。従って、開業にあたっては、Canva やWix などのContents Management System（コンテンツ管理システム）を活用し効率的にウェブサイト制作するだけでなく、SEOに関する知識やツールを学び、効果的な運営・集客方法を身につけることが大切です。
参考情報
ポイント③ 信頼できる卸業者・仕入れ業者との取引関係の構築
ビジネスモデルやプラン、ウェブサイトなどの制作に目処がついたら、信頼できる仕入れ業者を探しましょう。ネットを通じた雑貨ショップなどの小売業では、商品を主に卸業者から仕入れる場合が多く、売上は仕入れる商品の品質や納期に直結するため、信頼できる問屋との取引が非常に重要となります。業者から商品を仕入れることは、大量の商品を低コストで仕入れることができるほか、最新のトレンド情報の入手や品質管理、無在庫販売などの在庫リスクの低減などのいくつかのメリットがあります。顧客のニーズに合わせた商品の仕入れ、品質管理や納期管理、市場動向を把握する上で、信頼できる卸業者や仕入れ業者との良好な関係は仕入れが得意な小売店に共通する成功の秘訣の１つとなっています。
以上が、ネット開業初心者が知っておくべきポイントの一例です。その他の準備としては、オンライン決済や物流の準備も必要です。例えば、オンライン決済はクレジットカード決済だけでなく、銀行振込や代金引換など様々な決済方法があります。自社で決済システムを開発することも可能ですが、既存のサービスを利用することもできます。また、物流については自社で物流倉庫を持つこともできますが、物流業者を利用することも一般的です。
2.卸業者を選ぶ際のポイント！失敗しないために注意すべきこと
卸業者からの商品の仕入れは、ネット販売での商品を仕入れる重要な手段の1 つです。卸業者からの仕入れにはメリットもあればデメリットもありますが、成功する小売店には共通点があります。卸業者を選ぶ上で失敗しないために、注意すべきポイントについて詳しく解説していきます。
注意すべきポイント① 品質管理体制を確認する
卸業者との取引を始める前に、その卸業者や問屋がどのような品質管理体制をとっているのかを確認しましょう。品質の点で問題があった場合、小売店側が責任を負うことになりますので、品質管理には特に注意が必要です。品質管理体制がしっかりしている卸業者は商品を自社倉庫で管理しているため、品質の高い商品を提供してくれる可能性が高く、長期に渡って信頼できるパートナーとなります。
注意すべきポイント② 評判を調べる
インターネットの口コミやSNS などを活用して、取引を検討する卸業者や問屋の評判を調べましょう。例えば、多くの卸業者が利用しているスーパーデリバリーやNETSEA(ネッシー)などの卸・仕入れサイトで卸業者の口コミを確認したり、ソーシャルメディアでのフォロワー数なども大変参考になります。卸業者に対する評判が良い場合は、信頼できる問屋である可能性が高いです。
参考情報（卸・仕入れサイト）
注意すべきポイント③ 顧客サポート体制
卸業者によっては、顧客サポートの質がまちまちです。取引前に、卸・仕入れサイトで質問のメールに対する対応やウェブサイトにチャネルトーク（カスタマーサクセスツール）が実装されているか、実際の対応はどうなのかを確認することで、卸業者の顧客サポート体制の充実度が確認でき、トラブルが発生した場合にもスムーズに解決することができます。
参考情報
注意すべきポイント④取引条件を確認する
卸・仕入れ業者との取引条件は、明確にしておくことが大切です。納期や支払い条件、返品に関する条件など、取引に必要な条件を明確にし、納得のいく取引を行いましょう。
以上、卸業者を選ぶ際の注意すべき点として４つのポイントをお伝えしました。雑貨店は、多様な商品を扱うため、幅広いターゲット層にアプローチが可能となる一方で、商品の種類が多いため、在庫管理や仕入れの調整が難しく、コスト面での課題も生じる場合があります。従って、信頼できる卸業者と継続的な取引を行い、信頼関係を構築することが、リスクを最低限に抑えビジネスを成功へ導く上で非常に重要となります。
3. 雑貨業界を席巻する最新トレンド！2023年の今押さえるべきキーワード「無在庫販売」とは？
「無在庫販売」は、ドロップシッピングとも呼ばれ、近年注目されている販売方法の1つです。この方法では、在庫を保有することなく、卸売り業者やメーカーから商品を仕入れ、オンラインストアなどで販売するというものです。これにより、在庫管理や物流業務などの負担を軽減することができます。本項では、2023 年の今押さえるべきキーワードの「無在庫販売」についてのメリットとデメリットをご紹介します。
無在庫販売メリット
「ネットショップ開業」する上で「無在庫販売」が選択肢として選ばれる理由の1 つは、なんといっても開業費用を大幅に抑えることができるという点です。在庫を保有することなく、卸売り業者やメーカーとの関係を構築することにより、大量に仕入れることができます。これにより、開業費用を抑えることができます。
そのほかのメリットには次のようなものがあります。
| 1. 在庫管理の負担の軽減 2. 幅広い商品が販売となり売上の拡大に貢献 3. 取り扱う商品を変更しやすい 4. 発送と梱包が不要となり他の業務に専念できる |
無在庫販売デメリット
「無在庫販売」は、在庫管理の負担を軽減し、開業費用を抑えることができますが、一方で商品の在庫切れリスクや配送業務の負担などのデメリットもあります。
具体的には
| 1. 商品の在庫切れリスクがある。 2. 配送業務に負担がかかる場合がある。 3. 販売価格に余地がない場合がある。 4. 卸売り業者やメーカーとのトラブルや問題が発生する可能性がある。 |
無在庫ネットショップの簡単な始め方
無在庫ネットショップを運営する方法としては、以下のような選択肢があります。
| ・ドロップシッピングを利用する ・製造メーカーに直送してもらう ・発送及び梱包作業を代行してもらう |
無在庫ネットショップは、製品を直接販売する代わりに、サプライヤーから直接顧客に発送するため、その開業には、まず、製品のサプライヤーを探し、製品を販売するための協力関係を確立する必要があります。次に、eコマースプラットフォーム（BASEやSTORIESなどが人気です。）を選択し、ショップを作成した上で、各取扱製品のカタログと価格を登録し、配送オプションと支払い方法を設定する必要があります。実際に、複数のEC サイトや卸サイトでは、ドロップシッピングに対応しているメーカーや卸業者を発見することができます。その場合、上記で記載した注意すべきポイントに留意した上で、できるだけリスクが低くなるようなメーカーや卸業者を選ぶことがポイントとなります。
まとめ
以上が、2023年のネット開業に向けた初心者が知っておきたい3つのポイントと最新動向でした。
無在庫ネットショップや無在庫販売は、商品の仕入れの資金などの開業費用を大きく抑えることができることから、雑貨などの物品販売の初心者でもお金を稼ぎやすく、副業としても大きく注目を集めています。
近年では、「無在庫販売」を支援する卸メーカーも増加傾向にあり、これらの企業からのサポートを受けることで、開業から運用までのスムーズな進行が期待されます。雑貨メーカーである弊社shesayも無在庫販売サービスを展開することを検討しており、詳細については近日公開する予定です。
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