私たちはこの再生ガラスシリーズのことを、親しみを込めて‘‘リューズガラス’'と名付けています。
まだ商品企画をはじめた頃の二十数年前には、「リユースガラス」だと呼びにくかったり、一般的には聞きなれないという問題がありました。しかし商品化が進むにつれ、打ち合わせや社内外のやり取りでは何らかの名称では呼ばなくてはなりません。そのうち社内では「リユース」を濁らせた「リユーズガラス」に変化して呼びやすくなり、さらにもっと発音しやすい‘‘リューズ’'へとだんだん変化して、ついには「リューズガラス」ですっかりと定着してしまいました。
まるで方言の成り立ちを見るような感じですが、今となっては世間一般のリサイクルガラス製品とは差別化ができているため、 むしろ商標登録をするほど大切にしている名称となっています。
リューズガラスの原料となるのは、回収されてきた大量のガラスびんや不要になったガラス製品たち。
カレットと呼ばれる、使用済みのガラスびんを再利用できる状態にまで砕いたものに、ソーダ灰や石灰石などを加えて高温で溶かしてしまいます。そしてただのガラス原料に戻ってから、また新たな製品へと生まれ変わり、再び誰かのもとへと旅立っていくのです。 ちなみにガラスびんは、溶かせば何度でも再利用することができます。
そう、信じられないことに“何度でも”です。
なんだか当たり前のように感じてしまいますが、素材が劣化したり変質することなく完全にそのまま再利用でき、なおかつ繰り返し使えるような素材は他になかなか見当たりません。
shesayではリューズガラスシリーズとして、毎年新しいオリジナルアイテムをリリースしています。私たちは、このリューズガラスを持続可能な未来への資源としてはもちろん、日々の暮らしを楽しんでいただくためのささやかな道具として、人々に寄り添った環境保全の取り組みを推進していきます。
その他、天然素材を中心としたインテリア、生活雑貨、ファッション雑貨を取り扱いしています。