【スタッフブログ】秋の夜長に愛でたい映画 3 選

こんにちは。スタッフの山内です。

朝夕の風が気持ちいい季節になってきましたね。
今回はそんな過ごしやすい秋の夜長に、ダラダラとなんとなく愛でたい映画をご紹介したいと思います。さらに平日の夜でも観れるように、どれも 1 時間〜 1 時間半ぐらいの短めのものをセレクトしてみました。

真冬のラブストーリーや夏の爽やかな青春ムービーもいいのですが、秋は自分を見つめ直す静かな時間に合うような映画をおすすめしたいと思っています。

今日は何をしようかなという夜には、ぜひ今回のおすすめ映画を観てみてください!

ファブリックの女王

まずは北欧ブランド「マリメッコ」にまつわる物語から。
創業者アルミ・ラティアの波瀾万丈な人生を描いた映画『ファブリックの女王』です。

主人公のアルミは、戦後間もないフィンランドで<marimekko>を立ち上げ、瞬く間に世界的なブランドへと成長させていきます。そして、何度も襲いかかる経営危機や周囲との対立を乗り越えつつ、新しいライフスタイルを作り出そうと奮闘する姿が描かれています。

こうやってストーリーだけ見ると王道のサクセスストーリー感が満載なのですが、この作品が異色なのは演出が劇中劇のような二重構造になっている点です。アルミを演じる女優や関係者の視点も織り交ぜながら舞台演劇のようにシーンが入れ替わっていくので、ストーリーが少し分かりにくく感じるかもしれません。
また、アルミのキャラクターがあまりにも強烈ですので、マリメッコの持つ可愛くて素敵な世界観とのギャップにびっくりする方もいるかと思います。

一方で、劇中に登場するマリメッコらしい美しいデザインの数々は、観ている私たちの目を楽しませてくれます。歴代のデザイナーたちによる “シンプル・タイムレス・ユニセックス“ な洋服やファブリックは、陰影を帯びたストーリーとの鮮やかなコントラストとして見事な色彩を放っています。

40 歳を過ぎてデザインの知識や経験もまったくなかった一人の主婦が、70 年後の今でも世界中の老若男女を魅了し続けているブランドを作った物語。
時間のある夜にぜひどうぞ。

『ファブリックの女王』
監督:ヨールン・ドンネル
主演:ミンナ・ハープキュラ
(2015年/フィンランド/85分)

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A Film About Coffee/ア・フィルム・アバウト・コーヒー

コーヒー好きにはたまらない、究極のコーヒーを巡る旅。
きっとこの映画を観た人は、次から飲むコーヒーがいつも以上に愛おしく感じるはずです。

ニューヨーク、サンフランシスコ、ポートランド、シアトル、そして東京。世界のコーヒーカルチャーを牽引する 5 つの都市のスペシャリストたちをカメラが追っていきます。豆の選定、焙煎、ドリップ方法など、そこには想像をはるかに超えたこだわりが凝縮されています。
そして、コーヒー豆の栽培地に広がる壮大な景色と豊かな自然の中で、一杯のコーヒーが生まれるまでの秘密を知ることに。

現地で一つ一つ摘み取られた豆は、多くの人々が携わりながら最終的に一杯のコーヒーへと姿を変えていきます。その過程を洗練された映像美と音楽によって、豆から抽出されていく琥珀色の一滴一滴に至るまで印象的に捉えています。
さらに「ブルーボトルコーヒー」創始者のジェームス・フリーマンがナビゲートする、東京の伝説的な純喫茶の映像体験はまさに圧巻の美しさ。
コーヒー好きにはぜひ観てほしい、珠玉のドキュメンタリーです。

『A Film About Coffee』
監督:ブランドン・ローパー
(2014年 / アメリカ / 66分)

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聖者たちの食卓

皆さんは、この世の中に宗教も人種も関係なく、誰でも無料でお腹を満たすことができる食堂が存在するのをご存知ですか?

これは「聖なるキッチン」と呼ばれる、インドの寺院で 500 年以上続く無料食堂の舞台裏に迫るドキュメンタリー。巡礼者らに毎日 10 万食分の豆カレーを提供するハリマンディル・サーヒブ(黄金寺院)を舞台にした、壮大な食事の風景を映し出しています。

息をのむほど美しいといわれる黄金寺院は、“宗教、カースト、肌の色、信条、年齢、性別、社会的地位に関係なく、すべての人々は平等である”という教義を持つシク教の聖地。その教えを守るために、この無料食堂は今も続けられているそうです。
最初はそういった施設があること自体にびっくりしましたし、毎日 10 万食という規模の食事なんて準備やら何やらを考えると想像もつきませんでした。しかしひとたび映像が流れはじめると、そこには今まで出会ったことがない不思議な光景が広がっていました。

色とりどりの服装に身を包んだ人々が整然と寺院に吸い込まれていき、施設内ではボランティアの人たちが黙々と目の前の作業をこなしながら、時には輪になって鼻歌まじりに手を動かし続けています。せかせかと動き回るわけでなく、かといって怠惰に過ごすわけでもなく、体を自然に動かしながら物事を進めていく無数の人たち。そこには支配する人も、される側の人も存在していません。

みんなで食事を準備し、出来上がったら順番に食べて、食べ終わったらまたみんなで片付ける。
それはまるで、大きな家族の日々の営みを見ているかのようです。
リラックスしていて、ふざけ合ったり、協力しながら同じ時間を一緒に過ごす人たちの姿を眺めているうちに、だんだん自分が癒されていることに気づきました。そして極彩色に広がる人々の笑顔を見て、もし天国があるとしたらこういう場所なのかもしれないなと、ふと思いました。

生きるとは、幸せとは何かについて考えさせられつつ、ただただ癒されていく極上のショートトリップをぜひ味わってみてください。

『聖者たちの食卓』
監督:ヴァレリー・ベルトフィリップ・ウィチュス
(2011年/ベルギー/65分)

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以上、秋の夜長に愛でたい映画 3 選でした。
皆さんのご感想などは、また SNS やアンケートでお聞かせいただけるとうれしいです。それでは素敵な秋の夜長を!


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